第58回 日本肺癌学会学術集会

この度、第58回日本肺癌学会学術集会を2017年10月14日・15日の2日間、横浜市のパシフィコ横浜を会場として開催する運びとなりました。このところ日本肺癌学会の学術集会は、会期を3日間とすることが定着して参りましたが、今回は、世界肺癌学会（IASLC）が主催します第18回世界肺癌学会議(18th World Conference on Lung Cancer : WCLC2017)と同時開催されることが決まっており、会期を一日短縮して2日間とした上での開催となりました。その分、参加者、関係者の皆様にはご不便をおかけすることもあると思いますが、ご理解賜りたいと思います。

このような事情で、第58回日本肺癌学会学術集会は10月14日・15日、第18回世界肺癌学会議（IASLC WCLC2017）は10月15－18日の会期となり、タンデムスケジュールでの開催となります。何といっても、この肺癌に関する2つの内外の重要な学会が同時期に開催される利点は、世界の最高レベルの研究者が一堂に会することにあります。それは特に、若い研究者にとってはまたとない、学習の機会となることと思います。あるいは、留学の機会をものにするチャンスかも知れません。

今学会のテーマは、"Synergy to Conquer Lung Cancer"でありますが、これは学際的にも、人材的にも、職種的にも、力を合わせて肺癌撲滅に邁進しようという、まさにこの横浜の学会のようなものを指しております。参加者の皆様におかれましては、この機会を十分活用され、実りある学術集会となりますよう、是非とも両学会への参加をご検討下さい。